ホテルマンの宿泊記ブログ『芭蕉の家』南城市でおすすめの一棟貸しの宿

ホテル宿泊記
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さや
さや

はいたい~さやです!

今回は私達沖縄のリゾートホテルで働く夫婦が宿泊した『芭蕉の家』を紹介します。インスタで見つけて以来、前からずっと気になっていた宿です。一棟貸しで人気もあるため、なかなか予約が取れないようですが、たまたまお休みの日に空きが出たので「行くしかない」と思い即予約。

きり
きり

リフレッシュしに行こう!

コロナ禍の妊娠出産で、家にいることも多かったので今回は産後初めての外泊に連れていってくれました。

自然に囲まれ、どこを切り取っても絵になる空間で非日常的贅沢な時間を過ごすことができて大満足。沖縄といえば「海」が真っ先に思い浮かぶと思いますが、沖縄の森の中にある木造平屋の宿ではまた違った沖縄を、暮らすように楽しむことができるので是非おすすめしたい宿です。

  • 沖縄県南城市にある一棟貸し平屋の宿
  • 森の中のバナナの木に囲まれていて、自然豊か
  • 作家さんの器やインテリアが素敵
  • キッチンで料理をして、宿で楽しむのもおすすめ
  • 人気なので早めに予約

芭蕉の家に到着

バナナの葉っぱが風に揺られて気持ちいい

芭蕉の家は、斎場御嶽(せーふぁーうたき)やおきなわワールドなどの観光地でも知られる沖縄県の南城市にあります。南城市は、高台に海を望むカフェやレストランなどお洒落なお店や宿が点在していいて、沖縄の景色や美味しい食事も楽しむことができるおすすめのエリアです。

アクセス

住所 沖縄県南城市佐敷新里63-1

カーナビMAPコード 232 588 630*44

Google Mapで「芭蕉の家」で検索

Google Mapに従って進んでいくと細い道へ入り、目印である「Airbnb」の看板が見えてきました。駐車場はバナナ畑の砂利。何台かとめるスペースがあります。

バナナ畑を抜けた先に宿がみえる

周りは森で大自然に囲まれているので、駐車場にも虫がたくさん。道を抜けるとハンモックのあるベランダにつながっていますが、裏口から入るようです。

バナナ畑の道の先にはハンモック

チェックイン

非接触チェックインが可能で、宿泊日当日に鍵ボックスの暗証番号がメールで送られてきました。

到着したことを電話で伝えると、オーナーである藤本さんがあいさつに来てくださり、夕食におすすめのお店なども教えてくださいました。

カウンターには、手書きのメッセージと南城市の周辺マップや、宿の案内が置いてありました。

到着前にもおすすめスポットをメールで送ってくださいましたが、Appleのpagesのデータで、androidとwindowsのパソコンしかない我が家では開けず残念。

夜中にバスルームの鍵が内側からかかってしまいましたが、宿の案内冊子に鍵の開け方が書いてあったことを思い出したので、読んでおいてよかった~(笑)一通り目を通しておくことをおすすめします。

キッチンとダイニング

到着した日は曇り空

芭蕉の家のキッチンとダイニングは、土間になっているのでベランダからそのまま出入りができます。土間用のスリッパもありました。

写真では何度も見たことがありましたが実際に来てみると本当にセンスが良くて素敵な空間。

さや
さや

最高すぎる…

絵のような窓枠

この宿のオーナーである木工作家の藤本健さんが、設計と施工をされたそう。南城市の人気レストラン『胃袋』の内装を手掛けたときに、「こんな雰囲気の宿があったら」という一声からこの家造りがはじまったとのこと。

「胃袋」も前から知っていましたが、より一層行ってみたくなりました。(なかなか手が出ないけど)

リビングにある本や漫画

芭蕉の家にはテレビや時計はありませんが、代わりに本や漫画がたくさん置いてあります。到着したらBluetoothのスピーカで音楽をかけ、時間を忘れてゆっくり過ごすには最高です。

きりさんがジャズをかけてくれたので、お洒落な空間がより素敵な雰囲気に。

芭蕉の家のベランダ

明るいうちは外に腰かけてのんびり。4か月の赤ちゃんと一緒に泊まりましたが、泣いても周りを気にしなくてもいいのが嬉しい。お子様連れでも、自然の中の一軒宿ならホテルと違って多少騒いでも大丈夫そうです。

他にも宿をいくつか見ていましたが、お洒落な一棟貸しの宿は13歳以下が泊まれない場合もあるので、子連れで宿泊できるのも嬉しいポイントでした。

キッチンの設備

「暮らす様に旅をする」がコンセプトの芭蕉の家。生活に必要なものはほとんど揃っていました。

キッチンの設備
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • トースター
  • 炊飯器
  • 調理器具
    • 鍋、フライパン、ケトル
    • 包丁、まな板、ボウル、ハサミ
    • 洗剤、スポンジ、キッチンペーパー
    • 箸、カトラリー
    • その他キッチンツール
  • コーヒーメーカー
  • 食器類
  • 簡単な調味料(塩、胡椒、油、醤油など)
  • 2リットルの水

作家さんの器

木目が美しい食器棚

泊まる前から楽しみにしていたのは、大好きな。同じ南城市の作家さんである、宮城陶器、陶房眞喜屋、bonoho( 佐藤尚理さん )、藤本健さん(オーナー)の器が揃っています。

bonoho の器
マグカップやタンブラーも

どの器も本当に素敵で、料理に合わせて選ぶのが楽しい。でもどれも高そうすぎて(お値段が)気軽に触れませんでした。

さや
さや

奥武島(おうじま)で買ったお刺身をここからセレクトして盛り付けよう

ベッドルーム

ベッドルームの入り口から

土間から段差をあがると、無垢のフローリングと緑を切り取った大きな窓が素敵なベッドルーム。ベッドはツイン(セミダブル×2)で、清潔感のあるリネンのベッドカバーが気持ち良いです。

ベッドルーム
窓から見える南国の植物

ベッドルームは両サイドに大きな窓があるので自然光の入り方が美しくて惚れ惚れ。大きな絵画のように切り取られた窓から見える南国の植物は、夜にライトアップされてまた良い雰囲気でした。

バスルーム

リビングとベッドルームの間にバスルームがあります。バスルームはシンプルで、沖縄によくある外人住宅のような感じ。バスタブはありません。これも移住してから知りましたが、沖縄にはバスタブがない家や賃貸がよくあるそう。

4か月の赤ちゃんと入るには少し使いづらいお風呂場でしたが、備え付けのシャンプー&コンディショナーの香りが良いにおいで気に入りました。

タオルやシャンプー&コンディショナー、ボディーソープ、ドライヤーはありますが、パジャマや歯ブラシなどの使い捨てアメニティーはないので要持参です。

芭蕉の家での過ごし方

夕方のリビング

芭蕉の家にはテレビや時計はありません。スピーカーで音楽をかけてダイニングで珈琲を飲んだり、ベランダのハンモックで本を読んで過ごしたり。沖縄も秋っぽくなり、涼しい時期だったので土間とベランダの窓を全開にしても気持ちがいい気温でした。(虫が入るのが嫌だったのですぐ閉めたけど)

夕食は近くの『ビーナチュラル』へ

夕食をどうするか決めていませんでしたが、オーナーさんもおすすめしてくださった『ビーナチュラル』、沖縄移住する前に旅行で訪れた際に行ったことがありますが、雰囲気も良くて美味しいコース料理をいただけるので今回も予約して行くことにしました。

店内撮影NGなので料理の写真はありませんが、『ビーナチュラル』は芭蕉の家から車で6分ほど。

地元の食材を使ったお料理は、どれも綺麗で美味しくて、コース料理もお値打ちに頂けるのでおすすめです。是非南城市に訪れた際はチェックしてみてください!子連れでもOKでした。

宿に戻って奥武島のお刺身をいただく

南城市の車で行ける離島『奥武島(おうじま)』で買ってきたお刺身と天ぷらがあったので、宿に戻ってきてから素敵な器に盛りつけていただきました。

コロナ禍でテイクアウトできるお店も増えてきているので、外に食べに行かずにこんな感じで買ってきて盛り付けて宿でいただくのも最高です。

沖縄の魚たち お刺身は大トロも入って全部で1,000円

ただ並べただけなのに、作家さんの器と美しい木目のダイニングテーブルのおかげでお洒落なお店のディナーみたいになりました。

朝はキッチンで料理してベランダで朝食

朝日が入るダイニング

朝はカーテンを開けておけば、日差しがたっぷり入ってきます。いつもよりちょっと早起きして、買ってきた食材で朝ごはんをつくるには最高のキッチンでした。

藤本健さんの木のお皿

料理をすると言っても、ウインナーをフライパンで焼いてクロワッサンをトーストしただけ。珈琲豆とコーヒー器具もあったので、豆を挽いてきりさんが珈琲を淹れてくれました。

パジャマのまま、朝ごはんを食べたあとはハンモックでゆらゆら。チェックアウトの時間を忘れるくらいのんびりして過ごしました。

日の入りかたによって雰囲気が変わるキッチン&ダイニングもまた素敵でした。

朝のダイニング

公式ホームページ

芭蕉の家
森に囲まれた芭蕉の木のそばで「暮らすように泊まる」

まとめ

今回は南城市の一軒宿『芭蕉の家』を紹介しました。写真を見返すだけでもうっとりしますが、素敵な空間でゆっくり過ごせたので産後のリフレッシュにも最高でした。海のない沖縄もまたいいな~と思える素晴らしい宿です。

一棟のみなので、予定が合えば早めの予約をおすすめします。一軒貸しの宿に泊まるのは初めてでしたが、また良い宿を見つけたらこのブログで紹介しますね。

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Profile
きりさや夫婦

はいさい~! 夫の『きり』と妻の『さや』と申します。
2人ともホテルマンで、将来は沖縄に小さなホテルをオープンすることが夢です。大好きな沖縄に保護猫2匹と移住をし、刺激的で楽しい毎日を送っています。
詳細なプロフィールは↑のリンクから

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