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はいさい!きりさんです!ホテルマンがどんな靴を履くのがベストなのか紹介します!男性陣は靴の種類が多く迷ってしまいがちですよね。
![はにちゃん](https://haisaikiri.com/wp-content/uploads/2020/10/2020-10-13-071604475-e1602585485913.jpg)
ベストな靴の種類の紹介と、おすすめのメーカーをお伝えしていくにゃ
シティホテル、リゾートホテルで働く経験を持つきりさんがホテルマンにおススメの靴を紹介していきたいと思います。これ履いておけば間違いないという靴を紹介し、革靴の種類も合わせてご案内したいと思います。
ホテルマンはどんな革靴を履くべきなのか
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結論から先にお伝えしますと、ベストな選択は内羽根ストレートチップが正解だと思います。ホテルマンでなくてもスーツをビシッと着こなしたい方にも非常に良く合いますし、冠婚葬祭にも使えます。1足は確実に持っておくべき革靴だと思います。
革靴といっても実に多くの種類が存在します。デザインによってフォーマルな場にふさわしいもの、カジュアルなものと使い分けがされています。ホテルマンはフォーマルかカジュアルかどちらかと聞かれたら、もちろんフォーマル側になるでしょう。それではどんなデザインのものがフォーマルなものなのか次の項目でお伝えしたいと思います。
革靴の種類その1 羽根の種類
靴の部品における羽根とは、靴紐を通している左右で対になっている革の部分を指します。
内羽根
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内羽根のものは上記の画像の通り、足の甲の革に羽根が入り込んでいるものを指します。つま先側に自由度が無く、革が固定されているため遊びがなく足入れが外羽根よりしづらいです。ただし見た目は上品、優雅、スマートな印象を持ち、ホテルマンにはこちらがおススメです。
外羽根
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外羽根は羽根の固定が無く、紐が無い場合だと両側に大きく開くことができるような形状です。内羽根よりも遊びがあるため足入れがしやすく、履き心地の調整がしやすいです。機能だけで考えると外羽根の方がいいのですが、与える印象はカジュアル。ワークブーツやチャッカブーツなどカジュアルなブーツはほぼ全部に外羽根が採用されています。内羽根よりカジュアルとはいえビジネスマンの履く靴としては問題ないレベルです。ホテルマンでも履いている方はいます。
革靴の種類その2 デザイン
プレーントゥ
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つま先に装飾が一切ないシンプルな革靴です。シンプルなだけに革質の違いがモロに現れます。内羽根プレーントゥは滅多に見かけませんがフォーマル度はかなり高め。ホテルマンの靴としても内羽根プレーントゥは確実にOKです。ただし一般的にはプレーントゥは外羽根の事が多いです。流通しているものの9割以上が外羽根だと思われます。外羽根プレーントゥでもホテルマンとしてはほぼ問題ないかと思われます。
ストレートチップ
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ホテルマンに最もおすすめな靴がこちら、内羽根ストレートチップです。プレーントゥとは異なりストレートチップは内羽根の方が一般的です。フォーマル度もトップクラスに高いため、仕事以外の冠婚葬祭でも使うことができ案外汎用性が高いです。一足持っておいて損はしないでしょう。個人的には革靴の中で一番美しいフォルムをしていると思っています。外羽根のものでもホテルマンで使用してほぼ問題ないでしょう。ただし、穴装飾(ブローグ)が施されているものはやめた方がいいです。
ウイングチップ
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つま先が『W』の形をしており、鳥の羽(ウイング)の形に見えることからこの名前がついています。パンチングやメダリオンの装飾がついているものが一般的で、華やかですがフォーマル度は低いです。ホテルマンにはおすすめできません。シティホテルやラグジュアリーホテルではアウトです(もちろん例外もありますが)
Uチップ
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つま先に『U』の形をした切り替えが施されており、こちらもカジュアルです。スーツよりもジャケパンスタイルの人がよく履いているイメージがあります。ホテルマンにはおすすめできません。
モンクストラップ
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つま先の装飾とは違いますが、靴紐部分が金属のバックルでできているタイプをモンクストラップといいます。ちなみにバックルが二つの物をダブルモンクと言います。ラグジュアリーな雰囲気がありますがホテルマンにはあまりおすすめできません。
ローファー
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ローファーは学生さんが履いているというイメージがあるかもしれません。ローファーとは怠け者という意味があり、靴紐なしで脱ぎ履きできるところから名前の由来がきています。その名の通りカジュアル感が強く、ホテルマンにはおすすめできません…というよりも絶対やめましょう。カジュアルを売りにしているホテルならOKかもしれませんが基本は絶対ダメです。
おすすめのメーカー
選ぶ靴の種類はわかった。じゃあ実際どこのメーカー買えばいいの?という声が聞こえてきそうなので、現役ホテルマンである私のおすすめをお伝えいたします。
テクシーリュクス (低価格6000~1万円)
低価格帯でおすすめなのがテクシーリュクスです。テクシーリュクスの特徴は何といってもその歩きやすさです。革靴よりもスニーカーに近い履き心地で、革靴の「硬い」「足が痛くなる」「すぐ疲れる」などの問題を解決してくれます。テクシーリュクスはアシックスの子会社であるアシックス商事が作るビジネスシューズです。ランニングシューズなどスポーツの分野での靴のノウハウが詰め込まれています。
- 屈曲性があり動きやすい
- 反発力があり蹴り出しをサポートしてくれる
- クッション性があり疲れにくい
- 踵まわりがソフトで靴擦れしづらい
- ゴム底で滑りにくい
- 本革使用なのにコストパフォーマンス抜群
おすすめはサイドゴアのついている装飾なしのストレートチップです。内羽根ストレートチップは脱ぎ履きがしづらいのが難点ですがサイドゴアがついていることによって脱ぎ履き楽ちんです。きりさんのようなズボラさんには大変助かる機能でした。
スコッチグレイン
2~3万円という現実的な料金で質のいい靴を買おうと思ったら『リーガル』か『スコッチグレイン』が挙げられます。中でも個人的には僕も新卒時から履いているスコッチグレインをおすすめします。おすすめな理由は次の通りです。
2万円以下の靴と比べるとスコッチグレインの靴は明らかに作りがしっかりしています。パッと見でわかるぐらい違いがあります。個人的な意見ですが、1万円代の中途半端な靴は一番地雷だと思っています。それならスニーカーのような1万切るモデルか、もう少し出して2万オーバーのスコッチグレインを買うべきだと思います。
革靴はどうしても個人の足に合う合わないが出てくるものなので、初めはやはり実店舗でフィッティングを行ってから買うべきかと思います。スコッチグレインのアウトレット店舗が近くにある方はラッキー!もし無い方は自分のワイズ(横幅)や革靴のサイズをしっかり把握した上で購入することをお勧めします。革靴はその人の足の実寸表記をされているので、スニーカーよりも小さいサイズを買うことになります。参考までに僕もスニーカーは26センチですが、革靴は24.5センチを履いています。
まとめ
ホテルマンに向けての革靴を紹介しました。ストレートチップのシンプルな革靴はホテルマンと言わずビジネスマンが1足は持つべきものです。まだ革靴を買ったことのない学生さんが、一番初めに買う靴としてもおすすめします。初めの一足として買って、他に気になったデザインを買ったとしても、冠婚葬祭の時などに使うことができるのでおすすめです。
革靴は一生ものと言われています。毎日付き合っていく自分のベストな相棒を見つけられるといいですね。
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