はいたい~さやです!
今回は沖縄移住した私が初めて行った米軍基地のイベント、『キャンプハンセンパルーザ』を紹介します。2022年8月13日、14日の二日間、沖縄県北部の金武町にあるキャンプハンセンにて開催されました。
コロナ禍では各米軍基地のイベントが中止になったり縮小規模で開催されたりと、日本人が基地に入れる機会も少なくなっていたので久しぶりのイベントです。
フェスティバルの規模はそこまで大きくなく、PX(米軍基地にある購買部)での買い物はできませんでしたが、基地の雰囲気を楽しむことができました。
今後はフェスティバルやフリーマーケットなどのイベントもどんどん開催されると思うので、米軍基地へ行ってみたい方、興味がある方の参考になれば嬉しいです。
キャンプハンセンパルーザ概要
日時 : 2022年8月13日(土)午後1時~午後9時
8月14日(日)正午~午後6時
場所 : キャンプハンセンパームズ駐車場
(ゲート1,2から入場可)
イベント開催を知ったのは直前でしたが、コロナ禍でもこういったフェスティバルが開催されるようなってきたので久しぶりのイベントにわくわくします。
日本のお祭りも長らく行ってない
米軍基地への入場
沖縄県北部の金武町にあるキャンプハンセンは広大です。ゲート1やゲート2がどこなのか分かりませんでしたが、事前に調べるとこのゲートから入れるとの情報があったので行ってみました。
Googleマップでは「O・Aプラザ仲間」を目印にすると分かりやすいです。下図の矢印のある信号から基地へ入ることができます。
特に他に入っていく車がおらず緊張しましたが、すんなりと入ることができました。
基地に入るときに逆走してしまうと、車のタイヤがパンクする「タイヤ裁断機」が置かれているの注意です。
入り口には数名の米軍がチェックをしていて、車で入り窓を開けると日本語で対応してくれました。
基地に入るときのセキュリティーは顔写真付きのID(免許証等)の身分証明を提示するだけです。1歳の娘の分のマイナンバーカードも提示しようとしましたが、特に必要ないとのことでした。フェスティバルに行きたい旨を伝えると、案内している人がいるから進んで~とのこと。
基地の中は敷地も広大だけど、とにかく道が広い。大きな軍用車両も余裕で通れる道幅です。案内の人がいると言われたものの、最初に『左』と指示されただけで迷子になりました。
よく分からず進んでいくと、フェスティバル会場のテントが見えてきましたが駐車場が分からず一旦路肩にとまってきょろきょろ。とりあえず適当にショッピングモールっぽい建物が見えてきたので向かってみました。
基地の中は日本と同じ左側通行!
モールから歩いている人達がたくさん見えたので空いている駐車場に泊めました。駐車場は特に決まりがなく、どこでも良さそうでした。
ちなみに、基地内を運転中に
米軍基地内って法律はどうなるんだろ?
と思ったので調べてみると下記の通りでした。
問:在日米軍の基地はアメリカの領土で治外法権なのですか。
(答) 米軍の施設・区域は、日本の領域であり、日本政府が米国に対しその使用を許しているものですので、アメリカの領域ではありません。したがって、米軍の施設・区域内でも日本の法令は適用されています。その結果、例えば米軍施設・区域内で日本の業者が建設工事等を行う場合には、国内法に基づいた届出・許可等が必要となります。
外務省HPより https://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
但し、交通ルールに関しては左側通行ではあるものの、アメリカのルールが適用されているようです。
例えば【4STOP】
信号の無い交差点では、交差点に入る前に一番最初に一時停止した人から通行できます。 また、赤信号でも車が来ていなければ左折可能(アメリカだったら右折可能)です。
キャンプハンセンで通った道は全て信号なしの交差点でした。
米軍基地内は交通ルールに厳しいので注意!
- 速度
- シートベルト着用
- チャイルドシート必須
- 一時停止 等
米軍基地内において交通ルールはかなり厳しいようなので、注意してください。
フェスティバル開催場所
車をとめたモールが、地図左側にある『Camp Hansen Exchange Building』です。ちなみに基地の中ではGoogle Mapは使用できず、まっさらな画面でした。
モールから大きな道の側道を歩いて会場へ向かいます。日本人もちらほら見かけました。
途中には教会もありました。米軍基地内はどこも芝生が綺麗に整備されていて、アメリカらしさを感じます。会場のある大通りは近くに用がある車以外は入れないようになっていて交通も制限されていました。
たまに段差はありますが、側道は整備されているのでベビーカーでも大丈夫です。
フェスティバル会場
駐車場の一角がフェスティバル会場になっていて賑わっていました。大きなステージもあり、テントにはMCCS(海兵隊コミュニティサービス)の文字。
会場前には数台の軍用車両がとまっていて、記念撮影ができるようになっています。
これがまた雰囲気もあってめちゃくちゃかっこよかった~!
なんと軍用車両には実際に乗って写真を撮ることもできます。今回は1歳の娘もいたので諦めましたが、もう少し娘が大きくなったら一緒に写真を撮りたい。
米軍の方もサービス精神旺盛で、小さい子を抱えて軍車両のボンネットに乗せてあげていたり、車両上のくるくる旋回するとこ(名前が分からない)を回してくれたり。
車高が高すぎるので乗るのも大変そうでしたが皆楽しそうに写真撮影をしていました。
人が集まるフェスティバルの会場に入る前には荷物チェックがありました。身分証明の提示は必要なく、カバンの中を簡単にチェックされます。(ディズニーに入るときの荷物チェックみたいな感じ)
会場内には日本らしい輪投げや射的、焼きそばの屋台などもあります。読谷にある、私達もお気に入りのラーメン屋さん「はちれん」も出店していました。
アメリカンなフードトラックや屋台などが点々とあります。日本人スタッフがいるところも多いので、英語が話せなくても何とかなりそうです。
他にも会場には移動式の遊園地も!日本ではなかなか見ないけど、海外ではイベント会場でよくみかけるやつです。
All Access Passは$5/600円で販売されていました。
米軍の子供たちはもちろん、日本人もアトラクションを楽しんでいました。
ステージではロックなどのライブもやっていて、結構爆音です。前日には沖縄のエイサーのステージもあったようなので、見たかったな~。
会場内にはミリタリーポリスも巡回していて、警察犬も。めちゃくちゃかっこいいけどちょっと怖い。さすが、セキュリティーはしっかりしてました。
ちなみにコロナ禍ではあるものの、屋外では米軍の方はほとんどマスクをしていない印象。日本人も距離を取れる場所では外していましたが、フードコートではマスクをしている方が多かったです。
フェスティバル会場はそこまで広くはなく、暑かったので早めにモールの方へ戻りました。
米軍基地のフードコート
基地内にある「EXCHANGE」はショッピングモールの名前で、両替所ではありません。中にはフードコートとお店が数店舗と美容院などが入っています。
モール自体はそこまで大きくありませんが、駐車場も広々していてハワイのマウイ島を思い出しました。
モール自体には特にセキュリティーやIDチェックなどはありませんが、PX(Post Exchangeの略)という米軍基地内だけにあるショップに入るには米軍から発行されたIDがいるようでした。
以前はフェスティバルの時でもPXで一部商品を買うことができたようなので、コロナ禍での混雑防止のためかもしれませんがそれだけが残念。
ただ、入り口付近にはフェスティバル用にワゴンで服(アロハシャツなど)やグッズの販売をしていました。
フードコートに入っているお店はこの6店舗。SUBWAYやピザハット、バーガーキングなど基地の外でも食べられるお店もありますが、メニューや内容はアメリカバージョンだと思います。
SUBWAYは沖縄には那覇の3店舗のみ、バーガーキングは1店舗のみ、TACOBELLも東京や大阪にはありますが沖縄には基地内しかありません。
ポパイズは日本未上陸のフライドチキン専門店、チャーリーズフィリーステーキも日本未上陸のステーキサンドのお店です。
フードコート内は16時~17時頃は混雑していましたが席は空いていました。フェスティバルに来た日本人や、米軍の方もたくさんいました。
ステーキサンドやフライドチキンも気になりましたが、そこまでお腹が空いていなかったのでTACOBELLのタコスを注文。英語のファストフードのメニューが分かりにくくて迷っていたら、日本語で対応してくれました。
タコス×3、ドリンクバーで$7.75
1ドル100円なら安いですが、今は円安で1ドル=135円くらいなのでファストフードの割に高く感じます。家にあったドル札数枚持っていきましたが、足りなかったので結局クレジットカードで払いました。JCBは使えないようなので、VISAかマスターを持っておくと安心です。
フードコートの雰囲気は久しぶりに海外旅行へ来たような気分で楽しかったです。
飲み物も大きすぎるカップを貰って、海外のフードコートやコストコにあるようなドリンクバーでおかわり自由なのもアメリカらしい。
モールの中には理髪店もあり、ミリタリーカットは1,075円みたい!たくさんの米軍の方が並んでいてカットしてもらっている光景はなんだか新鮮でした。
MILLITARY CLOTHINGのお店もさすがに入れませんでした。
最後基地を出るときは、なんか出口にトゲトゲがある…とびくびくしながらゆっくり通行しましたが、後で調べると「タイヤ裁断機」といって、アメリカなどの海外ではよくある逆走を防ぐためのものだそう。
名前の通り、タイヤ裁断機がある場所を「逆行」するとタイヤがパンクする装置で、レンタカーの駐車場出入口や空港の車両出入口などによくあるよう。「順行」する分には問題ないので気にせず通って大丈夫みたいです。
ハワイでも運転したけど知らなかった
まとめ
今回は沖縄移住した私が初めて行った米軍基地のイベント、『キャンプハンセンパルーザ』を紹介しました。基地に入れる機会があれば今後もたくさん行きたいな~と思うくらい楽しかったです。
基地のイベント情報はGoogleで
などで検索すれば出てきます!
沖縄在住の方も、沖縄旅行で来るかたも興味のある方は是非一度足を運んでみてください。
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