自家製ハム・ソーセージ専門店『TESIO』　まさに”手塩”に掛けたシャルキュトリー

シャルキュトリーとは

本日ご紹介するお店は、自家製ハムとソーセージのお店、『TESIO』です。TESIOは沖縄の中部、沖縄市にあるシャルキュトリーです。そもそもシャルキュトリーとは何ぞやと言いますと、元々はフランス語の『肉』と『加熱』という言葉を語源としており、今では加工肉全般の事をそう言います。一言に加工肉といえど、種類はかなり多岐にわたります。ソーセージ、ベーコンなど日常でもよく使われるものから、生ハム、サラミ、パテ等々。そのままでもおいしいお肉ですが、加熱・塩漬け・乾燥・発酵・燻製など様々な加工をすることによって【うまみが増す】事と【保存が効く】という大きなメリットを受けることができます。

沖縄の代表的なシャルキュトリー『TESIO』

本日ご紹介するお店は、自家製ハムとソーセージのお店、『TESIO』です。TESIOは沖縄の中部、沖縄市コザにあるシャルキュトリーです。コザはかなり独特な雰囲気のある町並みが特徴です。このTESIOがあるゲート通りも足を踏み入れるとここはほんとに日本なのか？と思えるようなアメリカンな雰囲気があります。

そんな一角に目的のお店『TESIO』はあります。コザの雰囲気にもよく合った感じです。店内に入るとまさにお肉の宝石箱やぁ～と言わんばかりの加工肉の数々が並んでいます。どれにするか目移りしてしまいますが、その悩む時間も楽しみの内の一つです。

最初に行った日はブラックペッパーのソーセージといちじくとナッツのパテを選択しました。ブラックペッパーはカンボジア産の生胡椒を使っているとのこと。カンボジア産の生胡椒は以前食べた事ありますがなかなか衝撃的なおいしさでした。自分で買おうとしたこともありますが、まぁ～これが非常に高いもので一般人の食卓に置くようなものではない値段でしたね。普段よく口にする乾燥胡椒との違いはプチっと弾けるフレッシュな感じと、その爽やかな香りの広がり具合です。そんなスパイスがソーセージと合わないハズがありません。かなりしっかりめのソーセージの皮はパリッというよりはブリッとした食感で、一口食べてみるとバツっと歯切れがよく中の肉のうまみが口いっぱいに広がります。食べ進めていると肉肉しいなかにプチっとした楽しい食感のカンボジア産生胡椒があり、口の中に爽やかなスパイスが感じられます。なんという至福の時でしょう。一切れ食べただけで「この店本物だな」と理解しました。

いちじくとナッツのパテはレバーを使っていますが臭みは全くありません。パテにイチジクの甘みと香りが合うことを初めて知らされました。時折ナッツの香ばしさも相まって味に非常に深みが感じられました。時折粒マスタードを付けて食べましたが、臭みが元々感じられないので臭み消しのスパイスは必要なさそうでした。両方ともおいしすぎて…まだまだ食べていない種類はたくさんありすぎるので次にTESIOに行くのが楽しみになりました。

TESIOではギフトボックスもあるようです。加工肉なので通常のお肉よりは若干日持ちがするのでギフトにも気軽に渡せますね。お値段も3500～とお手頃価格の物からありますし、自分でチョイスするということも可能です。きりさんは自分が食べるにもとても気に入りましたし、他の人にも是非このおいしさを味わってもらいたいのでこれから積極的にここのギフトを利用することでしょう。

HINETTERY

TESIOにはホットドックスタンドのHINETTERYが併設されています。TESIOこだわりのソーセージを使ったホットドッグを気軽にテイクアウトすることができます。最高のソーセージ、フライドオニオン、ピクルス、マスタードとオリジナルのスパイスソースがかかっており、もう食べる前からこんなのうまくないわけがないと確信できるルックスでした。パンにも手抜きはなく、沖縄市のパン屋さんから仕入れているとのことです。こだわりのホットドッグが600円…もう優勝です。

ドリンクセットのコーヒーに関してもきりさん大好き豆ポレポレのコーヒーを使用しているものもあるようです。コーヒーまで手抜きなしとは恐れ入ります。

アクセス

ゲート通りは日中駐車禁止ですのでお気をつけください。コザミュージックタウンの駐車場が最寄りの駐車場です。