はいたい~さやです
今回は沖縄移住したホテルマンが宿泊した『OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート』を紹介します。2021年11月に開業し、ずっと気になっていたホテルにやっと宿泊することができました。
リーズナブルな価格帯でカジュアルでありながら、お洒落で洗練された空間、使いやすいお部屋、そしてスタッフの方の対応もとても良く、さすがの星野リゾートでした。
また那覇で宿泊する機会があれば是非泊まりたいホテルです。
OMO5に宿泊予定の方、宿泊を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
ホテル概要
星野リゾートが運営する「OMO(おも)」のブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションをあげる都市ホテル」。“街を楽しむという視点”から新しい宿泊体験を届けるホテルです。
OMOのうしろにある数字は、サービスの幅を示していて、
那覇はOMO5なのでブティックホテルにあたります。
名称 | OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート |
---|---|
所在地 | 900-0032 沖縄県那覇市松山1丁目3-16 |
最寄駅 | ゆいレール「県庁前」駅 徒歩6分 ゆいレール「美栄橋」駅 徒歩8分 |
客室数 | 客室190室 |
階 数 | 地上16階、地下1階 |
開 業 | 2021年11月1日 |
公式HP | OMO5沖縄那覇 |
ロビー
2階まで吹き抜けになっていて、光が差し込む明るいロビーです。
58号線沿いにある正面玄関から入ると階段の横にスロープもあり、ベビーカーや荷物を引きながらでもスムーズでした。到着時は雨が降っていましたが、ロビーに貸し出し用の傘もありました。
正面玄関から入って右側にチェックインチェックアウトの手続きをするレセプションがあります。
ちなみにロビーは『OMOベース』とよんでいて、宿泊者はテイクアウトしたものをここで食べたり、仕事をしたり、宿泊者は24時間自由に利用できます。
手前には広めのソファが置かれた待合いスペース。
待合スペースの壁には『Go-KINJO Map』というOMOオリジナルの周辺MAPがあり、滞在中に利用するお店探しに役立ちそうです。
星野リゾートのOMOは、元々観光需要のある都市部につくられたホテルで、街歩きを楽しむ旅を想定しているため、こういった旅する心をくすぐる仕掛けがたくさんありました。
夜のロビーの雰囲気もお洒落すぎる
ロビーにはベビーキープとおもつ替え台つきの多目的お手洗いがあるのも、チェックイン前やチェックイン後に助かりました。ベビーカーと荷物があっても余裕で入れる広さです。
チェックイン
今回は岐阜に帰省していた帰りに、飛行機を降りて那覇空港からタクシーでホテルへ向かいました。那覇空港からは雨の帰宅ラッシュの時間帯でも10分ほどで、1260円。
沖縄のタクシーは個人タクシーが多く、ナビもついていない現金のみのタクシーで、場所を伝えるのもひと手間でしたが…県庁近くの久茂地の交差点近くと伝えるとスムーズでした。
ホテルに着いた頃はスコールで土砂降り。見計らってタクシーを降りたもののたった数メートルで全身ずぶ濡れに(笑)
荷物も多くて、娘も抱っこしているのに本当に最悪…
基本セルフチェックインのホテルですが、到着したらすぐスタッフの方が駆けつけてくれてタオルを差し出してくれました。もうこの第一印象でいいホテルだと分かった。
今回ホテルを急遽県民割で予約したので、チェックイン時に必要な「おきなわ彩発見クーポン」と「ワクチン接種証明書」を夫に郵送で送ってもらっていましたが、
あの~封筒が届いていると思うんですが…
今回彩発見でのご予約ですか?こちらのカウンターでご案内しますね!
と、まだ名前も伝えていないのに「イン時渡しの封筒があるゲスト=彩発見クーポンでの予約」とおそらく把握してくれていたようで、対応がめちゃくちゃ早かった。
同じホテルマンとして星野リゾートのセルフチェックインの方法も気になったけど、県民割利用の場合は対人でのチェックインをする必要があるのでみることができませんでした。
セルフチェックインは、カードキー発行なども自分で行いますが、実際の写真付きで案内されるようでそこまで難しくはなさそうです。
チェックインの後も書類を片付けるのに手間取っていたら、わざわざカウンターから出てきて手伝ってくださったり、案内などもとても丁寧で好印象でした。
ただカウンターには基本一人?でチェックインの対応、カフェのオーダー受け、滞在ゲストの問い合わせ対応を行っていたので時間帯によってはなかなか忙しそうでした。
基本的に荷物のケアはないため自分で運びます。
3階以上の客室のあるフロアへはセキュリティーのためカードキーが必要です。客室階のエレベーターホールは広々としていました。
ゲストルーム
客室はシンプルに3タイプのみ。人数に合わせてベッドタイプを選ぶことができます。ダブルルームとやぐらルームに関しては3名(または4名)利用時には自分で寝具をセットするようです。
今回はダブルルームに宿泊しました。
ダブルルーム | 19.8m² | 1〜3名 | ・160cm幅のダブルベッド ・窓辺のくつろぎソファ ・3名利用時はソファベッド |
ツインルーム | 19m² | 1〜2名 | ・95幅のツインベッド ・窓辺のくつろぎソファ |
やぐらルーム | 19.74m² | 1〜4名 | ・「やぐら寝台」を設えた客室 ・95cm幅のベッド×2 ・140cm幅のベッド ・やぐら下段くつろぎソファ |
ダブルルーム
ダブルルームは19.8m²ですが、天井が高くインテリアも工夫されているのでそこまで狭くは感じませんでした。
ベッドルーム
入り口で靴を脱ぐスタイルで、バスルームから洗面所にかけてはタイル、ベッドルームは畳になっているので子連れにも嬉しいポイントです。
車→飛行機→タクシーと移動ばかりだったので娘もお部屋に到着したら嬉しそうにハイハイしまくっていました。
そしてコンセントの位置も考えられていてベッドサイドにはコンセントとUSBポート、読書灯のスイッチが両サイドに。
二人で宿泊するとき、片側にしかコンセントがないホテルも多いので両サイドにあるとありがたいです。
そこまで大きくはないですが、テレビもあります。我が家はテレビを置いていないので久しぶりに沖縄のチャンネルを見てみました。
コンパクトな客室でありながらも、壁面収納も工夫されています。
自宅でもなんでもかんでも吊るしたい私にはこれがとっても使いやすかった。なんでも触りたいお年頃の娘がいるのでバッグやおむつポーチなど細々したものを全て吊るせるのが便利でした。
ドライヤーやタオルも壁に吊るして収納されていて、クローゼットはありませんが、入り口すぐにハンガーもありました。
ベッドルームとバスルームの境にはブラインドカーテンがあるのである程度はプライバシーも保たれます。
そしてこのお部屋の特徴でもある、窓辺のくつろぎソファ。3名利用時はベッドにもできるサイズなので、広々していて外の景色も楽しめるのでここでゴロゴロしていました。
客室にデスクやテーブルはありませんが、ソファにある丸いトレイに飲み物を置けて便利です。
部屋からの景色
今回のお部屋は上からふたつめの15階でした。目の前にAPA HOTELがあるAPA HOTELビューのお部屋ではありましたが夜景も綺麗で、日中も那覇の景色を楽しめました。
バスルームとその他設備
ベーシンはコンパクトですが、清潔感もあって丸いミラーも可愛かった。ドライヤーやコテに使いやすい場所にコンセントがあります。
コップにはどっちが誰のか分かるように番号も。
ダブルルームとツインルームはシャワーブースのみでバスタブはありませんが、やぐらルームにのみバスタブがあります。
バストイレは別です。
備え付けのシャンプー&コンディショナーやボディーソープはオリジナル(?)のようですが、とても良い香りでした。
歯ブラシなどの使い捨てアメニティーは部屋にはセットされておらず、フロントのある1階のエレベーターホールで必要な分だけ持っていくスタイルでした。
OMOオリジナルのルームウェアは200円でレンタル可能です。
お部屋には冷蔵庫と金庫もあります。
あとひとつホテルマンとしても気になったのはこれ↓
ドアの外側ではなく、内側にもセキュリティーがあり、
もしかしてインロック防止のため内側からカードキーをかざす?
と思ったら、カードキーではなく手を二回かざしたらドアが解除されました。子供が勝手に開けるのを防止するため(?)なのかな?(わかる方いたら教えてください)
ホテルインフォメーション
客室にあったホテルインフォメーションは、よくあるホテルのインフォメーションより完結でセンスも良くて関心しました。
ホテル施設
2階にはロッカーやランドリールーム、フリースペース、1階にはカフェスペースがあります。
ロッカールーム
ロッカールームは宿泊者は無料で24時間利用可能です。2階の廊下と、ランドリールームの中にもロッカーがあり、スーツケースも預けられる大きさです。
ランドリールーム
ランドリールームには有料の洗濯機&乾燥機、電子レンジ、アイロン&アイロン台があります。
製氷機とホテルにしては良心的なお値段の自動販売機もありました。
2階 ゆんたくライブラリー
ホテル2階には自由に利用できる「ゆんたく(おしゃべり)ライブラリー」があります。広々したソファもあれば、コンセント付きのカウンター席もあり、Wi-Fiもあるのでワーキングスペースとしても利用できます。
チェックアウト後に迎えを待つまでの間もここで過ごしました。
壁にはシーサーなどの沖縄の工芸品や本も並び、夜も日中も雰囲気のよい空間です。
1階 OMOカフェ
チェックイン後コーヒーを飲みたかったので1階にあるOMOカフェへ。
ドリンクメニュー以外にも、ちょっとしたお菓子やオリジナルのアイスクリーム、沖縄そばもありました。この時は夜23時まで営業していたので食後にも利用できるのが嬉しいです。
カフェメニューもサービス料がかからず、ホテルのカフェなのにお値打ちです。
朝食
今回は朝食付きのプランにしたので、チェックイン時に渡された朝食券をもって「OMOカフェ」へ。
朝食は5種類のプレートから選べますが、サンプルがあったのでサイズ感も内容も分かりやすいです。
メインのプレートの他に、カップに入ったサラダとミネストローネ。
ドリンクバーもありました。
正直朝食の内容はそこまでだったので、朝食付きにしなくてもいいかなという印象。朝から観光に出る場合も素泊まりでいいような気がしました。
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アクセス
OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート
Mapcode: 33 156 564*72
- ゆいレール「県庁前駅」より徒歩6分
- ゆいレール「美栄橋駅」より徒歩8分
- 那覇空港より車8分
まとめ
今回は沖縄移住したホテルマンが泊まった『OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート』を紹介しました。リーズナブルでありながら、良い滞在になり、那覇でおすすめしたいホテルのひとつになりました。
那覇でホテルをお探しの場合は是非参考にしてみてください。
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