はいたい~さやです
2021年6月に第一子の女の子を出産しました。
一度辛い稽留流産を経験しているので、やっとまた授かれた大切な命。初めての妊娠、そして流産、二度目の妊娠と出産を経験して、妊娠出産って本当に奇跡なんだな~って改めて感じました。
今回は帝王切開で娘を出産したときのことを忘れないうちに書きとめておきます。私自身もたくさんのブログや出産レポをみていたので、これから妊娠・出産を経験する人の背中を押せれば嬉しいです。
妊娠と出産に関しては書きたいことがたくさんあるので、ひとまず逆子の経緯、出産当日と入院中のことを。
妊娠28週で逆子が発覚
エコーで逆子だと分かったのは妊娠28週で受けた妊婦検診でのこと。里帰り出産を予定していたので、里帰りするまでは沖縄の産婦人科で検診をうけていました。『逆子』というワードはもちろん知っていたしよくあることだとはわかっていましたが、いざ自分のお腹の子が逆子だと分かると「もしかして帝王切開になる可能性があるってこと?」と一瞬頭をよぎりました。
ただ、まだ28週では逆子の割合は多く、ほとんどが臨月までに自然になおるとのこと。逆子体操の案内だけ軽く受けてその日の検診はおわりました。
その後の検診でも逆子はなおらず
うちも逆子だったけどなおったから大丈夫だよ~!
帝王切開決まってたけど、
最後の検診で逆子なおってたよ!
家族や友達、職場の方に話すとだいたいかえってくるのがこの反応。「そうだよね~産まれるまで逆子ってあんまり聞かないもんね!」そんな感じで呑気に構えて逆子体操もほどほどに過ごしていましたが、なかなか逆子がなおらない。
背中の向きは毎回左右変わっていたので、お医者さんにも「よく動く子だからそのうち治るよ」と言われ34週頃までは、まだ『帝王切開』の覚悟はきめていませんでした。
28週5日 | 逆子発覚 |
29週6日 | 逆子なおらず(里帰り先の産院) |
32週1日 | 逆子のまま左右逆に(沖縄の産院) |
33週4日 | また左右だけ逆になってた |
34週6日 | また左右逆に(ここから里帰り) |
36週1日 | また左右逆に(帝王切開の予定を組む) |
37週1日 | まだ逆子(もうなおらないかも) |
38週4日 | 最後までなおらず |
里帰り前に一度帰省するタイミングがあったので、沖縄の産婦人科で紹介状を書いてもらい、愛知の産婦人科へもっていきました。逆子問題もありましたが、糖負荷検査に二度引っ掛かり妊娠糖尿病の診断もされています。何を言われるかドキドキでしたが経過も順調だったので特に何も言われなかったので一安心です。
妊娠34週頃に里帰りし、里帰り先の産院では張り止めの薬を処方され、無理しない程度に逆子体操をやってみようとのこと。寝る前に10分ほど体操をしていましたが、逆子の体操って臨月にはいるころのお腹の大きさでは結構しんどかったです。
予定帝王切開の日程が決まる
そろそろ帝王切開の予定を組もっか、いつがいい?
妊娠36週の検診では予定帝王切開の話になり、予定日を決めることになりました。え~誕生日が決めれちゃうんだと思いながら、立ち合い予定の旦那さんの予定にあわせ38週5日での手術に決定。本来は38週0日頃に予定を組むそうですが、飛行機で沖縄からくるきりさんの都合にあわせてくれました。もちろんそれまでに逆子がなおれば、手術はしなくてよくなります。
ただ帝王切開の予定が遅くなるほど、先に陣痛が来てしまう可能性もあがるので、できるだけ安静にしておくこと、ということでした。
もともと私は無痛分娩を希望していたので、最後まで希望はもって、無痛分娩の麻酔同意書などは提出済です。どう考えてもお腹を切るのは痛そうだから絶対に帝王切開はしたくなかった私でしたが、臨月に入ったくらいからは諦めモードでした。立ち合い出産ができるのなら帝王切開もわるくないかな~と思えるように。
赤ちゃんもきっとこの体勢がおちつくんだね~
帝王切開前日
岐阜の実家に里帰りしていましたが、産院は沖縄移住前に住んでいた名古屋の家の近くだったので車で一時間くらいはなれています。妹の家が近かったので、手術日の2日前から妹の家に泊まらせてもらいました。
前日は朝9時に産婦人科へ行き、手術前の診察とNST(ノンストレステスト)を初めて受けました。お腹に機械をつけて、胎動を感じたらボタンを押します。その間に看護師さんが着圧ソックス用に脚のサイズを測ったり、翌日の説明、血液検査をしてその日は一旦帰宅。手術時間が翌日の午後だったのもあって私の場合は帰宅しましたが、産院によってはそのまま入院となるケースもあるようです。
久しぶり~!
出産にあわせて10日間仕事の休みをもらっていた旦那さんが、手術前日の夜に沖縄からきてくれたので1か月ぶりの再会。これでいつ産まれても大丈夫!入院バッグの準備もばっちりです。
場所が変わるとなかなか寝れなくて、緊張していたのもあって全然寝付けず…。翌日は朝7時までに食事を済ませるようにとのことだったので6時半起きです。
帝王切開当日
緊張する~
やっとbabyちゃんに会えるね!
頑張ってきてね!また後で!
いよいよ手術日当日。朝9:00頃家族に見送られて産婦人科へ行きました。赤ちゃんに会える嬉しさと、元気に産まれてくるかな~という不安、手術の怖さ、妊婦生活が終わる寂しさなど色んな感情が入り混じった朝でした。
完全個室でシャワーやトイレも個室内にあり、ランドリー&自販機コーナーも目の前で、日差しの良く入るとても快適なお部屋でした。点滴がはじまると自由に動けなくなるので、点滴前に身の回りを整理しておきます。ベッドにかけるS字フックなども持っていきましたが、ベッド右側に広めの棚があったので、必要なものは全てその棚に置きました。
出産後は起き上がることすらできないので、
最低限このくらいやっておくと安心です。私の場合は翌日の朝食までは起き上がることができず、立てるようになったのも翌日のお昼頃です。
ここからは入院中にのこしたメモをもとに時系列で紹介します。
手術前から産まれるまで
7:00 | 7:00から絶食のため朝ごはんをすませる(消化の良いものがいいとのことで、ウィダーとバナナヨーグルトを食べた) |
8:00 | 絶飲食 (水もNG) |
9:00 | 入院の荷物を全て持って産婦人科へ |
10:00 | 受付を済ませたら外来と一緒に診察。エコーと消毒をする(逆子はなおってなかった) |
11:00 | 入院部屋(個室)にて着替え、点滴開始(点滴前にベッド周りの整理をする、点滴繋がれると手術&術後も動けないので手の届く範囲に必要なものを全て置いておく) |
13:30 | 緊急帝王切開がはいったから手術が遅れるとのこと |
13:40 | 旦那さんは車で待機(コロナ禍で呼ばれるまで病院に入れない) |
14:00 | もう少しで準備ができるとのこと |
14:30 | ナースコール「手術室まで貴重品を持って歩いてきてください」 |
14:40 | 旦那さんをナースステーションへ呼ぶ 手術の準備開始 ↓ 服を脱がされ毛の処理、背中に局部麻酔開始(海老の格好になる)、そのあと麻酔、身体に色々つけられる(尿管、血圧計など)、だんだん足が熱くなりしびれてくる、保冷剤で麻酔きいてるかのチェック、先生や助産師さんと談話 |
15:00 | 手術開始 院長先生や看護師さんたちが「よろしくおねがいします」と言ってはじまる 院長先生「頑張ろうね〜心配ないからね」「 旦那さん手術室いれて」 |
15:05 | 旦那さん入室、手握ってくれる お腹を押される感覚がする |
15:13 | 誕生!産声が聞こえる ちょっとみせてもらい隣のベッドで綺麗にしてくれる、旦那さんはすぐに抱っこ、助産師さんがほっぺたくっつけてくれる、写真たくさんとる、3人でも撮ってもらう(お腹切ってる最中) |
↓ | これからお腹ちょっと触るから、眠くなる薬いれるねーといわれ旦那さん退室、すこし虚ろになる、いつのまにか手術終了して部屋まで担架ではこばれる 、旦那さんがエレベーターでお見送り |
『手術が始まってから約5分で産まれます』と事前に読んでいた産院の資料にかいてあったけど、手術が始まってからは怖がる時間もなく本当にあっという間でした。
手術室での準備中も看護師や助産師さんが結構和やかで、
前の帝王切開の跡めちゃくちゃきれいだね~!
初産ですよ!
あ、やだ~!パンツの跡だった(笑)
爆笑
稽留流産の手術も同じ院長先生にしてもらっていますが、手術中も優しい声で声掛けしてくれて自然に不安と恐怖が飛んでいきました。
帝王切開だとカンガルーケアはできないし、すぐに抱っこも無理だけど、元気いっぱいに産まれてきてくれた娘のほっぺの温かさは忘れません。旦那さんが退室したあとは、少しだけ片手で抱っこさせてもらえました。産まれてすぐ撮った写真を見ると、私も旦那さんもめちゃくちゃ幸せそうな顔してる。
予定日より10日早くの帝王切開でしたが、3,286gで50cmの大きめな女の子。ぷくぷくで、髪の毛もふっさふさの可愛い女の子が産まれました。
エビみたいな格好で打たれる背中の麻酔も思っていたより痛くはなく、鈍痛というか、少し熱くなるくらい。手術中の感覚は、足ぶらぶらのジェットコースターに乗ってる感じ?がして、なんとも不思議な感覚でした。帝王切開レポを読んでいると、吐き気がして気持ち悪かったなどとありましたが、特に気持ち悪さはなく、いたって元気で産まれた瞬間もそのあとも旦那さんと普通に笑顔で会話できました。
会話中もお腹切られてると思うとゾッとするけど、痛くも痒くもなく、産まれるときとおそらく胎盤を出すときにお腹をぐにっと押される感覚があったくらいです。
手術後
旦那さんは、手術室を退室したあと、部屋で娘とふたりきりの時間があったそう。たくさん写真を撮ってくれていました。院長先生も、「元気で大きな子が産まれてきてよかったですね~!」と声をかけにきてくれたみたいです。
出産当日の手術後は我が子に会えないので、旦那さんに送ってもらった写真を何度も眺めていました。母子同室がはじまるとまとまって寝れないと思い、今日だけでもゆっくり寝ようと思ったものの、産後ハイなのか、なかなか寝付けず。
16:15 | 部屋に戻る、元気いっぱいなので出産報告のLINEをする、麻酔が効いているから痛くない |
点滴が終わるたびにナースコールをする、看護師さんが何度も様子をみにきてくれる | |
18:00 | 傷口や尿のチェック(尿管は繋がれたまま)、当日はご飯なし |
19:00 | 水が飲めるようになる(ペットボトルにストローキャップ必須) |
19:30 | 38度の熱がでる |
21:00 | 汗がとまらなくなる(クーラーの温度さげてもらう)、右足だけ少し動くようになる、看護師さんが寝る向きを何度か変えにきてくれる |
22:00 | 寝れないので旦那さんとテレビ電話、痛くなったら痛み止めをいれる(自分でボタン押せば背中の管に入るシステム) |
24:00 | この日の最後の点滴が終わる |
25:00 | 就寝 |
助産院HISAKOさんのブログ
『助産師ばぶばぶのHISAKOさん』のブログやYouTubeで少し予習をしていたので、帝王切開後に熱がでることも知っていました。HISAKOさんのブログは妊娠中から入院時、産後もたくさん読んで参考にしています。しかも同じうるま市に住んでいるみたいで親近感!いつかお会いしてみたいです。
↓↓↓
帝王切開翌日
回復させるには、身体を動かしてみるのが大切だと頭ではわかっていても、痛くて全然動かせない。脚もまだ麻酔で痺れていてとても歩けるようには思えず、出産後に一番つらかったのがこの翌日でした。ただ出産ぶりにやっと会えた可愛い我が子の寝顔をみている時間は本当に幸せで尊い。
帝王切開翌日から母子同室が始まりました。
6:00 | 起床、足をうごかしてみるけど右足はしびれたまま、左足のつま先が動かせるようになる、向きをかえることもできる、腰をあげようとすると激痛、しばらくぼーっとする |
7:00 | 朝食(おかゆ)前日の朝以来初めての食事、助産師さんが見守る中おそるおそるリクライニングをあげる、お腹の激痛にたえる、なんとか起き上がりゆっくりごはん、まだ足は麻痺(保冷剤で冷たさのチェック)、その場で歯磨きをする |
9:00 | 傷口のチェックと体拭きをしてもらう(完全介護状態)、足がまだ麻痺してるので背中の麻酔をとる、だんだん麻酔がきれてくる |
10:00 | 歩行練習、歩けそうなのでトイレまであるく、尿管を抜いてもらいなんとかベッドにもどる |
11:00 | 母子同室開始、産まれたときぶりに我が子に対面 |
↓ | お昼から午後にかけて同室指導と授乳指導 、お腹いたすぎて授乳がつらい、うまくできなくてミルクも飲ませる |
12:30 | 昼食(まだおかゆ) |
↓ | 何をするにも激痛でうごけない、おむつ替えもだっこも痛い、トイレは恐怖、6時間ごとにロキソニンをのむがきれてくると痛い、テレビ電話したり写真をとったり、寝転がる余裕はなかった(起きたり寝たりが痛い)、点滴つながれたままで動きにくい |
17:30 | 夕飯(普通食になる) |
夜 | 夕方&夜の授乳もうまくできずにミルクをあげる |
23:00 | おむつ替えてナースステーションへ預ける (自分でゆっくり降りてった) |
24:00 | 旦那さんと電話(とにかく痛いので弱音をはく) |
25:00 | 就寝 |
翌日の痛みはある程度覚悟してたけど、とにかく辛かった。「おむつを替えるために起き上がる→おむつを替える→手を洗いにいく→ベッドにもどる」点滴も繋がれた状態でたったこれだけにかなり時間がかかりました。
麻酔は当日には切れてくると思っていたので、起きたときに左脚だけまだ全然動かないのが心配でしたがそんな不安はよそに、背中の麻酔を抜いたらだんだん動くようになってきました。もちろんそれに伴って子宮や傷口の痛みは増してきます。
コロナ禍で入院中は面会NGですが、せめてこの翌日は旦那さんだけでも面会OKがよかったと心から思いました。手術後の体で助産師さんがいないときは、全て自分で動かなければいけないのはかなりきつかったです。食事の下膳をするのも精一杯でしたが、そのおかげでだいぶ回復したのかもしれません。
麻酔の管が抜かれてからは、痛み止めのとしてロキソニンをきっちり6時間ごとに服用。授乳前もとくに気にせずにロキソニンを服用しても良いとのことでした。
お腹の痛さもですが、授乳がまだうまくできないのも悔しい。助産師さんがつきっきりで指導してくれましたがこの日はあまり吸ってもらうことができませんでした。合計何時間トライしても、お腹が空いてギャン泣きの娘に上手く母乳をあげられないのがつらかった。全力で頑張ってくれる助産師さんにただただ尊敬です。
この日の夜から普通食がスタート。ここの産院を選んだひとつのきっかけは美味しい食事だったくらいで、糖質制限をしていた私にとっては炭水化物も気にせずたくさん食べれるのが嬉しかった。
入院中のたのしみはご飯!(笑)
家でこれだけのつくるのは大変だな~って品数だけど、授乳中は栄養をたくさん取るべきなのがよくわかりました。割と大食いの私でもぎりぎり食べきれるくらいの量だった。
私が行っていた産院では、『基本日中は母子同室、夜間は預けてもOK(ただ、入院中一晩だけは母子同室にチャレンジ)』という方針。手術翌日はまだ痛みもあり、睡眠もとらないと回復しないと思ったので深夜は新生児室に預けにいきました。たった数時間はなれるだけでもう寂しい。相当疲れていたのか、この日はよく眠れました。
帝王切開2日後
少しは痛みがひいてるといいなと期待を込めて起床。寝れたのもあってか、だいぶ疲れはとれて痛みも思ったより和らいでました。
朝の沐浴後から同室。ちなみにこのコロナ禍では沐浴指導はなく、産院のタブレットで動画で勉強でした。赤ちゃんの成長は早くて毎日顔が変わる気がする。昼間の母子同室のリズムが少しずつ分かってきて、夜も母子同室で夜間授乳に挑戦しました。
5:30 | 起床、ロキソニンを飲む、LINEやお祝いのメッセージを返す、YouTubeで授乳のコツをみる |
7:00 | 朝食、トイレへ行くのも前日ほど痛くない |
7:30 | 歯磨き、二度寝する |
9:00 | すっきり起床 |
10:00 | 母子同室スタート |
↓ | 体拭きと着替えをして授乳指導、指導が上手な助産師さんで前日よりうまく吸えるようになる、途中で寝てミルクに交代 |
11:00 | 点滴→昼食 |
↓ | 傷や子宮の痛みがだいぶなくなって動けるようになってきた、授乳も少しはできるようになった、しゃがむこともできる、お通じあり、内診も問題なしで傷の治りと子宮収縮も順調とのこと |
15:00 | フェイシャルエステ、顔浮腫んでたから最高にすっきりした |
↓ | babyよく寝てくれたので昼間もゆっくりできた |
夜 | シャワーはまだNG、夜間も母子同室、授乳練習をする |
コロナ禍で基本的に入院中の面会はNGなので訪問者はありませんが、日中は医者、助産師さん、母乳外来の先生、栄養士さん、小児科医、清掃員、配膳係、エステティシャン、などなど代わるがわる入ってくるのでなかなか休む暇がありません。これに加えて親戚や友達がかわるがわる来ていたら、嬉しい反面、慣れないお世話や授乳の中休めずに結構大変だろうな~って想像がつきます。
うまくできなかった授乳も、この日の助産師さんや母乳外来の先生の指導があっていたみたいで、少しだけ飲んでもらえるようになりました。それでも慣れずに何時間もかかる授乳に、腕や支える手首も限界。病院にも持っていき、役に立ったのがこの mofua モフア イブル マルチクッション。
妊娠中や出産後の抱き枕として、スナップをとめれば授乳クッション、少し赤ちゃんが大きくなってこれば真ん中に赤ちゃんをのせるとすやすや寝てくれます。
生後一か月過ぎた今は、このクッションにのせて手放しで授乳できるまで成長しました。
シャワーはまだNGでしたが、出産祝いのフェイシャルエステがめちゃくちゃ気持ちよかった。点滴のせいか、顔が浮腫みまくっていたのでだいぶすっきりしました。
手術後に怖くてみることができなかった傷口も恐るおそるみてみましたが、思ったより綺麗に縫ってあって痛々しい感じではなく安心。退院後の検診が終わってからはニチバンのケアテープ アトファインを貼っていますが、みるみる回復していきました。
夜は娘の様子が気になって最初はあまり寝付けませんでしたが、気が付いたら寝ていました。3時間くらいはまとまって寝ることができたので、辛くはなかったです。
逆子だとカエル脚?
すっごい脚開いてるな~
産まれたばかりの赤ちゃんってこんなに開脚してるっけ?と思っていましたが、助産師さん曰くこのカエル脚は逆子の赤ちゃんの特徴でもあるそう。お腹の中は骨盤の方にスペースがあり、脚が下だと広いためお腹の中でもこの格好でいるみたい。
めちゃくちゃ縮こまってて可愛かった~。大丈夫かな、と心配していたけどだんだんこのカエル脚もなおってきてちょっと寂しい。
帝王切開3日後~退院
3日後には入院生活やお世話にも慣れてきて、少し余裕がでてきました。この日は午後にボディーマッサージもあり、ようやく待ちわびたシャワーもOKに。出産後はクーラーが効いてる部屋にいてもめちゃくちゃ汗かいてたから嬉しかった。この日で点滴も終わりです。
入院費と手術費を支払いに、限度額適用認定証を申請していたので旦那さんにハガキと現金を持ってきてもらいました。入院中の荷物の受け渡しは、病院の正面玄関で1回のみ(2~3分程度)許されていたので、少しだけでも旦那さんの顔をみれてよかった。もちろん赤ちゃんは新生児室に預けないといけなかったので顔をみせてあげることができません。
3日後の夜は胸が張ってカチコチになってとにかく痛い。母乳はたくさん分泌されるようになったけど、まだうまくたくさん吸うことができないので、分泌と哺乳量があってなかったよう。
お腹が空いてギャン泣きの我が子に、うまく吸いついてもらえなくて私も泣きそうに。ギャン泣きで頑張った結果、ようやく吸い付くことができても途中で寝ちゃう(足こちょこちょも効かず)ので、ポタポタと母乳が垂れ寝ている間も痛みを我慢。助産師さんが、シャワーの後は血行が良くなって急に張ることがあると言っていたけど本当でした。
冷凍庫におむつに水を含ませて凍らせた保冷剤を用意してくれていたので、冷やしたら少しは痛みが治まりました。おむつを凍らせるライフハックには驚き!張りをなくすには吸わせることが一番なので、娘が起きるのがこの時ばかりは待ち遠しかったです(笑)
あとは乳頭クリームを早めに買っておくべきだった。助産師さんがラップにくるんでもってきてくれたクリームを乳頭に塗っていましたが、痛くなる前に保湿しておくことが大切です。
3日後以降のスケジュールはメモしていませんが、授乳やお世話をし、ご飯を食べて、空いている時間にコインランドリーで洗濯の繰り返し。
最後の点滴だけ痛くて、点滴が痛いときは我慢しないほうがいいとう旦那さんの言葉を思い出してすぐにナースコール。お腹の痛みは退院までにはほとんどなくなり、退院前日は痛み止めを飲む必要もありませんでした。
あれだけ苦労して合計何時間もかかっていた授乳もマスターし、一回の哺乳量もクリア。念のため哺乳瓶とミルクは旦那さんに買っておいてもらいました。ピジョン母乳実感のスヌーピーの哺乳瓶が可愛いくてこの水色に。
退院後一週間ほどで完母になったので今は哺乳瓶の出番はほとんどありません。
手術5日後に退院
娘の血液検査や黄疸の検査も以上なく、手術日合わせて6日間の入院生活がおわりました。母子共に健康で退院できたことが何より。もともとコロナのため退院日まではいれなかった旦那さんも仕事の都合がつき、退院も待ち合わせてくれていました。
退院後は1か月検診が終わるまで実家にお世話になり、8月の頭に沖縄へ帰り、3人と2匹の生活がはじまりました。
産まれたときの等身大ポスター
Remember Me Posterは、産まれたときの赤ちゃんの等身大のイラストや名前を記録した、誕生アートポスターです。これがとっても可愛くて気に入ったので、出産の記念におすすめです。
インテリアとしてもお洒落なので、リビングに飾っていますが「産まれたときはこんな大きさだったんだな~」となんだか感慨深いものがあります。
別記事で詳しく紹介しているので是非みてみてください!
まとめ
できれば避けたかった帝王切開でしたが、今思えば私の場合、むしろ帝王切開でよかったと思っています。予定帝王切開じゃなかったら、このコロナ禍で沖縄から旦那さんに立ち合いしてもらうのは無理だったかもしれません。あの感動の瞬間を写真や動画じゃなくて、立ち合いで一緒に味わうことができたのは一生の思い出です。
結局どんな出産になっても、お産は命懸けだし奇跡の連続です。
今このブログも娘の寝顔をみながら書いていますが、毎日かわいくて愛おしくて、写真が増え続けています。辛かった手術後の痛みも今はもう忘れてしまいました。
これから出産を控えている方、逆子がなおらず悩んでいる方、帝王切開がきまった方、無事に元気で健康な赤ちゃんに出会えることを心から願っています。
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