はいたい~さや(@haisaisaya)です!
今回は沖縄移住したホテルマン夫婦が、2泊3日の東京旅行で宿泊した【ホテルオークラ東京ベイ】を紹介します。ディズニーランドへ行く予定でしたが、娘の発熱でパークには1時間ちょっとしか滞在できず、2泊3日のほとんどをホテルで過ごしたのである意味充実したホテルステイになりました。
前回東京へ訪れた際は、The Okura Tokyoへ宿泊したので、オークラ系列のホテルに泊まることができるのを楽しみにしていましたが、今回もとても良い滞在でした。
【ホテルオークラ東京ベイ】に宿泊予定の方、予約を検討している方の参考になれば嬉しいです。
ホテルオークラ東京ベイの概要
ホテル名 | ホテルオークラ東京ベイ |
---|---|
所在地 | 千葉県浦安市舞浜1-8 |
客室数 | 427室 |
運営会社 | 株式会社ホテルオークラ東京ベイ |
開業 | 1988年(昭和63年)7月8日 |
料飲施設 | レストラン フォンタナ、和食レストラン 羽衣、鉄板焼 羽衣 中国レストラン 桃花林、カフェレストラン テラス |
宴会施設 | 大宴会場1室(577m²)、中宴会場1室(332m²) 小宴会場3室(130m²、70m²、21m²) |
その他施設 | チャペル、神殿、衣裳室、美容室、着付室、写真室 ドラッグストア、ディズニーファンタジー、リラクゼーションルーム |
1988年(昭和63年)7月8日に「第一ホテル東京ベイ」として開業しましたが、第一ホテルの経営破綻に伴い、ホテルオークラに運営を委託し、2002年(平成14年)4月1日にホテル名を「ホテルオークラ東京ベイ」へと改称しています。
開業から30年以上にわたり、多くのゲストを出迎えてきた人気のディズニーリゾートオフィシャルホテルです。
チェックイン
ホテルオークラ東京ベイのレセプションは少し変わったスタイルで、ロビー中央に独立して設置されています。
玄関から入って正面にあるのがチェックインカウンター、写真には写っていませんが、向かって右がキャッシャー(チェックアウトカウンター)、左がベルデスクです。
ホテルマン目線でみると…
通常ならチェックアウト時間である午前中に手続きや荷物預けなど、事前チェックインに来るゲストも多いので、チェックインとアウトのカウンターが分かれているのはテーマパークホテルならではだと感じました。
到着したのはお昼過ぎでチェックイン時間までまだ時間はありましたが、中央のカウンターで事前チェックインだけ済ませ、荷物を預けてホテルを散策することにしました。
チェックインも丁寧でスタッフの方の雰囲気も良く、さすがホテルオークラです。
待っている間に、スタッフの方が娘にシールをプレゼントしてくださいました。
ホテルロビー
ホテルのインテリアは、ハワイのハレクラニホテル等で知られるデザイン会社メディア・ファイブがデザイン。ホテルオークラ東京ベイの個性的な建築は、“海から陸へと続く自然の連なり”がデザインコンセプトだそう。大理石がふんだんに使われたロビーは明るく、高級感もあります。
中庭を囲む、陽の降りそそぐ回廊が特徴的で、どことなく同じオークラニッコーホテルズの【ホテル日航アリビラ(沖縄)】を感じさせる雰囲気でした。
中庭
建物に囲まれた中庭へはロビーからすぐ出ることができます。屋根の上にあるイルカのモニュメントがオークラ東京ベイらしいです。屋根はイルカが泳ぐ、「ビックウェーブ」を表わしているよう。
中庭はホテル内でも、回廊に続いておすすめの写真スポットです。
ホテル施設
ホテルにはディズニーのお土産を販売するディズニーファンタジーとドラッグストアがありましたが、コンビニや売店はありません。
一番近くのコンビニはふたつ隣にある、【ヒルトン東京ベイ】のローソンです。買い出しや、チケットを買うためにロッピーを利用したかったので何度か歩いてヒルトン東京ベイにも行きました。
ドラッグストア
ロビーのベルデスク隣にあるドラッグストア。品揃えは多くはないですが、外部の委託業者が入っているようで、薬事法の関係でホテルの売店等では販売されていないことが多い、医薬品の取り扱いもありました。
おむつやおしりふき、栄養ドリンクや離乳食も取り扱いがあります。コンビニではないので食料品関連はあまり販売されていません。
【取扱品一例】医薬品、化粧品、雑誌、書籍、タバコ、電池、使い捨てカメラ、メモリーカード、菓子、紙おむつ、粉ミルク、離乳食
ディズニーファンタジー
ロビー階にあるディズニーファンタジー。ディズニーランドとシーのパーク内のキャラクターグッズを販売しているショップです。期間限定のグッズ(この時は40周年)も種類豊富で、パークで買いそびれたグッズもホテル内で購入できます。
ディズニーランドに1時間ちょっとしか行けず、パーク内でショップも全く見ていなかったので、ホテルで購入できるのは助かりました。今はオンラインでも来場者限定でお土産が購入できるのも便利ですね。
客室一覧
ホテルオークラ東京ベイの客室は3タイプのスタンダードからスイート、和室まであり、人数や好み、過ごし方によって選ぶことができます。
今回この記事で紹介するのは
エグゼクティブスイートルームです!
客室 | 定員 | 広さ | 備考 |
---|---|---|---|
スーペリアルーム | 1~4名 | 44m2 | ・2階~5階 ・3タイプあり |
デラックスルーム | 1~3名 | 44m2 | ・6階~9階 ・充実のアメニティ ・ヨーロピアン・エレガンスがコンセプト ・コネクティングルームあり |
エグゼクティブルーム | 1~3名 | 44m2 | ・10階~11階 ・ブルーを基調としたインテリア |
ジュニアスイートルーム | 1~4名 | 53m2~56m2 | ・4~5階 ・開放感のあるバスルーム ・クラシカルモダンなインテリア |
デラックスジュニアスイートルーム | 1~4名 | 53m2~56m2 | ・6階~8階 ・海を眺めるバスルーム ・ナチュラルカラーのインテリア |
シニアスイートルーム | 1~3名 | 62m2 | ・10階~11階 ・東京ディズニーリゾートの眺望 ・ワインレッドが基調のインテリア |
エグゼクティブスイートルーム | 1~3名 | 71m2 | ・10階~11階 ・高層階からの眺望 ・ベージュが色調のインテリア |
渚亭 和室 | 1~4名 | 44m2 | ・2階~3階 ・和室滞在者限定「温泉風浴場」 |
渚亭 和室スイートルーム | 1~4名 | 61m2 | ・3階 ・「和室+和室」と 「和室+洋室」の2タイプ ・和室滞在者限定「温泉風浴場」 |
アンバサダースイートルーム | 1~2名 | 118m2 | ・3階 |
ロイヤルスイートルーム | 1~2名 | 185m2 | ・11階 |
エグゼクティブスイートルーム
今回宿泊したのは、エグゼクティブスイートルーム。ホテルのご厚意で予約よりも上のランクのお部屋でした。
ありがとうございます…!
窓は二面あり、明るい客室です。入ってすぐがリビングルーム、奥にベッドルームがありました。リビングルームにはソファとテーブル、チェアとティーテーブルがあり、大人2人でもゆっくり寛げる広さです。
ベッドは2台くっつけてハリウッドツインになっているので、子供連れにはありがたく、ベッドサイドにナイトパネルがあるのも便利でした。
客室からの景色
中庭を見下ろすビューで、イルカの奥には海も見えました。ホテルオークラ東京ベイらしい、素敵な眺望です。
ミニバー
ミニバーコーナーには、NESPRESSOや電気ケトルが備え付けられており、コンプリメンタリーのお水もありました。
下には冷蔵庫があり、有料のドリンクも入っています。(写真撮り忘れ)
客室備品
後程紹介するバスアメニティーも含め、客室の備品はかなり充実していて驚きました。気が利くアイテムがたくさん常設されています。
デスクの上には消毒用アルコールの「パストリーゼ」、バースデイギフトのメッセージカードと紅茶のプレゼントが置いてありました。古い客室ではありますが、USB電源や延長コードなどもセットされており、スマホやカメラのバッテリーを充電するのに便利でした。
二ヶ所あるクローゼットにはスリッパやナイトウェア、衣類用のブラシ。
滞在中は気づきませんでしたが、写真を見返してみるとクローゼットにTWINBIRDの靴乾燥機もセットされていました。
さすがディズニーにあるホテル!
今までいろんなホテルに泊まりましたが、靴乾燥機が常設されているホテルはさすがに初めてです。
部屋に入ってすぐに目に入ったのはフットマッサージャー。これもディズニーにあるホテルならではの備品。今回ディズニーランドは1時間しか入園できていませんが、那覇空港を出発してからかなり歩いて、妊娠中の私は脚が結構痛かったのでこのフットマッサージャーに助けられました。
少しほぐすと足が軽くなる気がします。
バスルーム
そしてテンションが上がるこの広々としたバスルーム。バスルームはちょっと不思議な間取りになっていて、バスタブのあるこの部屋には洗面台とバスタブ、お手洗いがあり、向かい側の別の部屋にもう一つの洗面台、シャワーブース、お手洗いがありました。
シャワーブースで体を洗った後にバスタブに浸かるには、絨毯が敷かれた廊下を横断する必要があります(笑)
ただ、バスルームが二ヶ所に分かれていて、ベーシンやお手洗いもそれぞれにあるので、2人以上で宿泊する場合は、パークへ出かける前の早朝や、夜遅くかえってきてから混み合わずに支度や寝る準備ができるでありがたいです。
二ヶ所の洗面台に加えて大きな鏡のドレッサーもあります。
バスアメニティ
先にも述べた通り、バスアメニティの豊富さにも感動しました。まず、大きくてふかふかのロゴ入りタオルはそれぞれのバスルームにセットされています。
メインのバスルームの洗面台にセットされている使い捨てアメニティ。
ヘアブラシ、歯ブラシ、フェイスマスク、ヘアバンド、シェーバー、巾着、コットンセットなど
嬉しいのは、ホテルロゴ入りの巾着やフェイスマスクまでセットされていること。ピンクに白の刺繍でロゴが入った巾着は、アメニティを入れて持ち帰ることができます。
コットン&綿棒は別でセットされていて、洗面台だけでなく、ドレッサーにも置いてありました。
添い寝利用だったため、おむつ処理袋も用意されています。
おむつゴミ箱よりも衛生的だし臭い漏れなくていいな~
私達夫婦が今まで働いてきたホテルを含め、子連れで宿泊したことのあるほとんどのホテルがおむつゴミ箱を使用していましたが、この処理袋の方が衛生的で、もっと他のホテルも取り入れるべきだと思いました。(つい仕事目線で見てしまう…)
洗面台横にあるニッチには、シャンプー&コンディショナー、ボディーソープとボディーローションのミニボトルと、基礎化粧品がセットされています。
基礎化粧品は「オムニサンス・パリ」、ミニボトルは「クラランス」でどちらもフランスのブランドです。
バスアメニティはこれだけでなく、シャワーブースがある側のバスルームにもセットされていました。
こちらはイタリアのブランド、「カルトゥージア」のメディテラネオ。
僕が愛用している香水のブランド
イタリアのカプリ島で生まれたフレグランスブランドで、香りが良いアメニティ。シャンプー&コンディショナーとボディウォッシュがそれぞれ2セットありました。
バスタブ横にはボディタオルとバスソルト。よく浴槽に浸かってから、「あ、そういえばバスソルトあったよね?」ってなるので、ここにセットされているのはさすがです。
他にもバスタブにはヘッドレストや、バスタブの中に敷く滑り止めマット、子供用のうがいコップなどの備品もあり、至れり尽くせりでした。
※ちなみに注意したいのは…
バスタブのお湯一瞬で貯まった(笑)
なんと、ホテルオークラ東京ベイは1分で満水になる強力な給水機構を備えているんです。これは、当初運営する予定だったリージェントの特色だそう。
ちょっと目を離すと大理石の広いバスタブの床が水浸しになるのでお湯を入れるときは注意が必要です。(お部屋に案内してくれるベルのスタッフも必ず注意喚起しているみたい!)
ホテルレストラン
今回はディナーで利用した、中国レストラン「桃花林 Toh-ka-lin」と、カフェレストラン「Terrace」のテイクアウト、デリカテッセンを紹介します。
フォンタナ | レストラン |
羽衣 | 和食レストラン |
鉄板焼 羽衣 | 鉄板焼 |
桃花林 | 中国レストラン |
Terrace | カフェレストラン |
Terrace テラス売店 | デリカテッセン |
中国レストラン「桃花林」のディナー
広東料理の桃花林にはテーブル席と個室が計3部屋あり、爽やかで落ち着いた雰囲気のレストランです。ディナーは子連れでも利用でき、今回は夫と娘、友人の4人で利用しています。(私は友人の披露宴へ行っていました)
ディナーはいくつかコース料理がありますが、『翡翠(ひすい)』という5,300円(税サ込)のお得なディナーコースをいただきました。他にもアラカルトやお子様メニュー、期間限定のコースなどもあります。
前菜盛り合わせと、干し貝柱入りふかひれスープ
本日の揚げ物、2種蒸し点心盛り合わせ、牛肉細切りとピーマンの炒め
海老の唐揚げ 甘酢ソース、五目炒飯、杏仁豆腐
これだけの内容で、ディナーコースで5,300円はかなりお得です。どれもシンプルに美味しくて、中国茶を頂きながらゆっくりディナーをたのしめました。
Terraceのデリカテッセン
滞在2日目はパークインの予定でしたが、娘が発熱し、結局1時間ほどでホテルへ戻ってきて、外出することもできなかったのでカフェテラスのデリをテイクアウトして部屋でいただきました。
15時~は冷製料理、18時~は温製料理をテイクアウトしてお部屋でたのしむことができます。
ミックスサラダ(700円)、ミックスフルーツ(700円)、スモークサーモントラウトのシトラスマリネ(1,500円)、和牛サイコロステーキ&ガーリックライス(2,200円)、牛スジ煮込み丼(?)、ケーキ
テイクアウトのテラスキッチンメニューは想像以上に美味しくて大満足でした。和牛サイコロステーキも、ステーキがごろごろのっていて、鉄板焼きの良いお肉?ってくらいサシの入った上質なお肉。牛スジの煮込みもたっぷり入っていて美味しすぎる。
ディズニーランドへ行っていたらこうやって客室でのんびり食事をすることもなかったと思うので、これはこれで良い思い出になりました。
朝食
2泊3日の1日目は、カフェレストラン『テラス』で朝食をいただきました。私達が訪れた際は『フォンタナ』か『テラス』で選ぶことができましたが、基本的に朝食の内容はほとんど同じのようです。
ただ、人気があるのは『フォンタナ』で、早めの時間に行きましたが、パーク開園にあわせて朝食にきたゲストで既に列ができていました。
「テラス」の朝食
朝食が始まってすぐの時間帯だったので、まだ席は空いていましたが、あっという間に満席になりました。回廊にも数テーブルありますが、「Terrace」はそこまでテーブル数は多くありません。
カフェの壁沿いにブッフェ台が並んでいます。The Okura Tokyoもそうでしたが、あまり変わったメニューはなく、オーソドックスな朝食のメニューが並んでいました。子供が食べられるものも多いです。
洋食だけでなく、とろろや卵焼き、焼き魚などの和食メニューもありました。
そしてオークラの朝食といえば、食べておきたいフレンチトースト。
目の前でシェフが焼くフレンチトーストはふわふわでとっても美味しかったです。
フレンチトースト以外にもパンケーキやパンもあり、ジャムやこだわりの蜂蜜、メープルシロップにホイップなどの付け合わせも豊富です。
『フォンタナ』の朝食
2日目は中庭を挟んで『テラス』の向かいにある『フォンタナ』で朝食をいただきました。この日は沖縄に帰るだけだったので、パーク開園後に朝食会場へ行ったため比較的空いていました。
先にも述べた通り内容はほとんど同じですが、フォンタナの方が店内も、ブッフェ台も広々しているので利用しやすくのんびり朝食をいただけました。
まぐろの漬けなどもあり、フルーツやデザートもたくさん食べて朝から大満足の朝食です。
アクセス
電車を利用する場合、最寄り駅はディズニーリゾートラインの『ベイサイド・ステーション』で、ホテルまで徒歩3分ですが、その間も無料のディズニーリゾートクルーザー(ミッキーのバス)が送迎してくれます。
今回、行きは成田空港から、帰りは羽田空港までホテルから空港直通のリムジンバスを利用しましたが便利でした。但し、リムジンバスは予約制&混雑時は大幅に遅れるため、注意が必要です。
荷物の多い子連れはやっぱりリムジンバスが便利!
羽田空港
乗車料金大人¥1,000/小学生(6歳~12歳)¥500
※お子様は膝上に乗せられた場合のみ無料。標準所要時間約40分~混雑時約120分
成田空港
乗車料金大人¥1,900/小学生(6歳~12歳)¥950
※お子様は膝上に乗せられた場合のみ無料。標準所要時間約60分~混雑時約120分
料金をチェックする
まとめ
今回は2泊3日の東京旅行で宿泊した【ホテルオークラ東京ベイ】を紹介しました。コロナ禍では全くディズニーへ行けなかったため、数年ぶりのディズニーリゾートにわくわくしつつも、娘の体調不良で満喫することはできませんでしたが、充実したホテルステイになり、ホテルでのんびり過ごすことができました。
スタッフの方も娘の体調を気遣ってくれたり、さすがのホスピタリティで、また利用したいおすすめのホテルです。
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