はいたい~ さやです
どうしてホテルで働きたいと思ったのか?今回は私がホテルで働こうと思ったきっかけをお話しします。きっかけは人さまざまだし、正直同期や上司がなんでホテルで働きたいと思ったのか、まではあまり聞いたことがありません。なんとなく話すのは恥ずかしいですよね!ホテルでの仕事は最高に楽しいし、もちろん夢と現実が違っていることもありますが、いつもふとした時に初心を思い出すようにしています。
ホテルマンになろうと思ったのはいつ?
将来の夢を『ホテルマン』と言い出したのは小学4年生の頃。それまではきっと、夢はケーキ屋さんとかお花屋さんって言ってたし、今でもケーキ屋さんとかお花屋さんで働きたいとは思います(笑)イルカの調教師になりたかった時期もありました。
小学生の頃からホテルで働きたいと思っている人はきっと少ないです。実際ホテルに就職して、なぜホテルマンになったのかという話になっても、子供の頃からの夢と言っている人はあまりいないのではないでしょうか。
何がきっかけ?(ホテルミラコスタ)
家族でディズニーへ旅行した際に、『ホテルミラコスタ』に泊まったのがきかっけ。
予約が取れないことで有名なディズニーシーに併設されているミラコスタ。言わずと知れた人気ホテルで、だれもが耳にしたことはあるのではないでしょうか。
そんなミラコスタの特別階『スペチアーレ』のラウンジにいたお兄さんがかっこよかったから!です。かっこよかったといってもただイケメンだったとかではありません。ある外国人ファミリーがラウンジのカウンターに声をかけましたが、カウンターにいた女性キャストはおそらく英語が話せず別のキャストを呼びにいきました。
Excuse me?
Good evening sir, How may I help you?
そこででてきたのが、そのお兄さん。とびっきりの笑顔で丁寧に、そして楽しそうに英語でゲストと話す姿をみて、小学生ながら『かっこいい~』とキラキラして顔でみていました。
余談
ちなみにスペチアーレとは『特別な』という意味があり、ミラコスタのスペチアーレルームと通常ルームの大きな違いはこのラウンジ『サローネ・デッラミーコ』が利用できることです。またチェックインも通常は2階のロビーで手続きしますが、スペチアーレルーム&スイートで予約をしていれば5階にあるラウンジでのチェックインが可能です。
つまり他ホテルで言う、エグゼクティブルームのことですね。クラブフロアやコンシェルジュフロアなど、ホテルによって呼び方が異なります。
ホテルミラコスタへ宿泊する際は是非、贅沢にスペチアーレルームに宿泊してみてください。
ホテルのベルガール
ラウンジでチェックインをして、お茶をした後はお部屋まで女性キャストがアテンドしてくださいました。その時はじめて知ったのがホテルのベルというお仕事。ロビーで荷物を預かったり、お部屋までのご案内、またインフォメーションなどのコンシェルジュに近いご案内もします。
荷物をカートで押しながらお部屋まで、お話しながら移動しました。
どちらからいらっしゃったんですか?
ベルを経験したことがあるひとなら必ずゲストに訪ねているフレーズだと思います。話初めにはもってこいです。おそらくその時もそんな会話からスタートしたのか、そのキャストの出身も私の地元である岐阜でした。
そこから話が弾み、母とキャストとの会話を聞きながら、小学生ながらに憧れをいだいたのでした。
まとめ
ホテルマンの志望動機はなんでもいいです。人と話すのが好き、人々を笑顔にしたい、かっこいい、英語を活かしたい 等。ただホテルで働きたいと思ったきっかけが少なからずあったはず。正直ホテルで働くということは憧れだけでは成り立ちません。体力勝負だし、毎日のようにゲストにお叱りを受けることもあるし、とにかく忙しいです。
仕事中ふとした時に思い出す、小学生の時に抱いた憧れ。いまの自分に当てはめてみて、自問自答します。
あの時みたかっこいいお兄さんになれてるかなぁ. . .
ある日フロントで外国人ゲストの対応をしていたとき、ちょうど小学生中学年くらいの女の子が目をキラキラさせて私をみていました。
お母さんみて!あのお姉さん英語はなしてるよ!かっこいいね~
隣でチェックインをしているお母さんに小声ではなしているのが聞こえてきて、それがすっごく嬉しかったのを覚えています。小学4年生の自分も同じこと思ったな~って。
自分も同じように誰かに夢を与えられてるといいなとこっそり思っています。
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